外資系企業へ転職するメリットとデメリット


外資系転職のメリット

外資系企業ではインセンティブ制度が導入されています。基礎となる最低限の給料に成果に応じた報酬が上乗せされる制度で、結果を出した人ほど高い報酬が得られるのです。実力主義の世界なので、「勤続年数が足りずに昇進試験が受けられなかった」とか、「自分より成績が悪い先輩の方が給料が高い」といった不満を感じることはありません。しっかり自分の成果に見合った評価が得られるので、仕事に対してのモチベーションも上がります。また外資系企業は、日系企業よりも産休・育休制度が整っています。子供が小さい時は会社に遠慮することなく育休を取得でき、子供と過ごす時間を確保するために短時間勤務を選べます。育児と仕事の両立を無理なく行えるので、どんどんキャリアアップしていきたいという女性には理想的な環境と言えます。

外資系転職のデメリット

なかなか結果を出せない人には居心地が悪く感じられるかもしれません。外資系企業はドライな一面があり、何も貢献してくれない人材と判断すると容赦なく切り捨てていきます。そして一度成果を上げたから良しという訳にもいきません。会社からの信頼を勝ち取るには成果を上げ続けなければならず、常に緊張感に包まれながら仕事をする事になります。また福利厚生があまり充実していない会社が多いです。住宅手当や退職金制度などは一般的ではなく、インセンティブで稼いでいかなければ、前の日系企業で働き続けていた方がトータル収入は良かったという結果になる可能性があります。

外資系転職は、性別や年齢に関係なく成果主義で、英語などの語学ができる優秀な人材が求められています。実力や努力に応じた給与が支払われ、多様な人材が募集されています。